高校での不登校は、中学校のときより深刻になります。
中学校では不登校になっても義務教育なので卒業できますが、高校ではそうはいきません。学校に決められた日数登校し、授業を受け、テストに合格しなければ留年してしまいます。
留年してしまうと、学年が同じままなので、一つ年下の人たちと同じクラスで勉強することになります。
大人になれば年齢など関係ありませんが、高校で年齢が1つ2つ違うというのは、かなり大きな差になってしまいます。不登校による留年がきっかけで、高校を退学したり転校を考える人が多いようです。
高校を退学するより通信制高校への転校を考えてみよう
高校に入学したのは、高校卒業資格を取得したいため、大学へ進学したかったから、友達と楽しく過ごしたかったからなど理由がありますよね。
せっかくそんな思いがあるのなら、退学するよりも転校を考えてみましょう。
ここでおすすめなのが、同じ全日制の高校より通信制高校への転校です。
一度不登校になってしまうと、毎日学校へ通うことへの心理的な壁や、肉体的にも拒絶反応がおきてしまうので、登校日数が少なく、自分のペースで勉強できる通信制高校があっていると思います。
通信制高校では1年中いつでも転校生を迎える準備が整っているので、わたしが通っていた通信制高校でも何人もの人が全日制の高校から転校してきました。
留年して年齢が違う人もいますが、通信制高校では年齢は全く関係ありません。同じクラスに30代40代の生徒がいることもありますし、社会人として働きながら勉強している人もいます。
全日制高校から全日制高校へ転校すると、また同じ不登校になった理由の問題が起きるかもしれませんので、不登校に理解の暑い私立の通信制高校が最も高校を卒業するには近道だと思います。
通信制高校へ転校しても、元の高校の単位を引き継ぐことができる
せっかく高校で勉強したことが無駄になるのは勿体ないですよね。
通信制高校へ転校すると、高校で取得した単位はそのまま引き継がれ、無駄なことはなくなります。
不登校での転校だとしても、取得した単位と時期によりますが、そのまま3年間のストレートで延長なく高校を卒業することも可能です。
また、通信制高校は単位制なので、全日制の高校と違って留年がありません。通信制高校を3年間で卒業できなくとも、それは卒業の時期が延びるだけで留年ではありません。
全日制高校では一度留年すると目立ってしまったり、色眼鏡で見られることもありますが、通信制高校では3年間で卒業する生徒のほうが少なく、多くの生徒は延長して卒業するので全く問題ありません。
全日制高校から通信制高校へ転校した友達
わたしは最初から私立の通信制高校へ通っていたので、全日制の高校へ行った友達からよく相談されることがありました。
今の学校で上手くやっていけないので、通信制高校へ転校したほうがいいかな?と聞かれたので、メリットやデメリットを話して、一度学校に遊びにおいでよと誘っていました。
すると友達は通信制高校へあまり良くないイメージを持っていたそうですが、がらりと変わり、この学校へ転校したい!と実際に通信制高校へ転校した友達もいました。
不登校で勉強できずに悩んでいるよりは、転校して新しいスタートを切るのも大事だと思います。
卒業生がおすすめする、失敗しない通信制高校の選び方
ここからは通信制高校の選び方について解説しますね。
通信制高校は、あなたの学歴やお住まいの地域により通える学校が異なってきます。せっかく志望校が見つかっても、自分の自宅から通学できない学校だったら、学校選びは1からやり直しです。
そのため私はまず、通信制高校の一括資料請求サイトであなたが通える範囲の通信制高校の資料を請求をして、届いた各学校の資料を比較して自分の希望にあった学校を見つけることをおすすめします。
複数校の資料を比較すると、通信制高校の特徴や学費、各学校のユニークさが分かりますので、学校選びを簡単に行うことができます。
『ズバット通信制高校比較』なら、あなたがお住まいの地域や学歴にあった複数校の資料を一括無料で取り寄せる事ができます。
保護者の方ももちろん資料請求可能ですが、生徒さんご本人も資料請求可能です。自分が通う学校ですので、生徒さん本人が自分で自発的に資料請求を行う人も多くいます。
各学校の生徒受入数には上限がある場合もありますので、せっかく良い学校が見つかっても募集が終わっていることも。。。後悔しないように早めの行動が大切です。
ズバット通信制高校比較