不登校とひきこもりの違い
不登校という言葉は、不登校とひきこもりを合わせて同じ意味で使用される場合も多くあります。
不登校とひきこもりの違いって何だろう?と考えると、やはり学校に在籍しているかどうかが焦点になります。
不登校は学校に在籍している生徒を指す言葉ですが、ひきこもりは多くの範囲の人のことが対象です。
不登校だけど学校に通わないだけで、外には遊びに行くし友達とは遊ぶ。このような場合は不登校ですが、ひきこもりではないですよね。
不登校とひきこもりの違いを理解する
このように、学校に在籍しているかいないかという大きな違いはありますが、不登校とひきこもりをよく理解していない人は、同じような意味と思って使用することがあります。
不登校の生徒のことをひきこもりと思っていたり、ひきこもりのことを不登校だと思っていることがあります。
似たような意味として使用される言葉ですが、本当は違うのに異なることを言われてしまうと傷つくこともあるので、間違った言葉は使用しないようにしたいですね。
不登校の状態とは?
まず、自分の子供が学校に登校しないようになったら、それは不登校の状態です。
しかし、風邪や病気、身体的な理由で学校に通わないことは不登校にはなりません。あくまでも、本人自らの意志で学校に通いたくないということになります。
ほかにも、親が子供を学校に通わせないというケースもあります。
子供を部屋に閉じ込めたり、自分の代わりに家事をさせたり、本来学校で勉強する時間に働かせるケースもあるそうです。この場合も本人の意志で学校に登校しないわけではないですが、不登校という扱いになります。
家に閉じ込められているケースは、環境的にはひきこもりですが、自分の意志で部屋にひきこもっているわけではないので、これはひきこもりには当てはまりません。
これは虐待にあたるので、この場合は学校や近所の人が何らかの対応をすることによって改善される場合があります。
ひきこもりと不登校が同時に直った太田さん
わたしが通っていた通信制高校では、親に無理やり入学させられたという人がいました。
高校生の頃に不登校になり、そのままひきこもりになってしまい、高校卒業資格を取得して欲しいと通信制高校に入学させたそうです。
最初の頃は誰とも話さずに一人で過ごしていましたが、段々雰囲気に慣れてきて話をするようになりました。すると、全日制高校を中退してからずっとひきこもりだったけど、今は通信制高校に入学して、ひきこもりでも不登校でもなくなったので嬉しいと話してくれました。
その後太田さんは漫画サークルとバスケサークルの2つ入り、今まで部屋にひきこもっていたとは感じさせないほど楽しそうに過ごしていました。
不登校もひきこもりも、悩みを抱えているということに違いはありません。それでも、どちらも何か一歩踏み出せば、それが自分の意志でも、周りの手助けであっても解決できればいいですよね。
卒業生がおすすめする、失敗しない通信制高校の選び方
ここからは通信制高校の選び方について解説しますね。
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ズバット通信制高校比較