意外とリッチ？ 通信制高校生のお小遣い事情！

通信制高校に通うメリットとして、アルバイトの時間を多く割けることがあげられます。

実際に通信制高校に通う多くの学生が、仕事やアルバイトの掛け持ちで勉学に励んでいます。しかし、そのお給料が全て自分のお小遣いになるかというと、そうでない人が多いようです。

今回は、通信制高校のお小遣い事情に迫ってみましょう。

通信制高校の学生は、学費を自分で払っている生徒が多い！

とても偉いことに、通信制高校に通う学生は、学費を自分で払っている人が少なくありません。

家庭の経済的な事情で全日制の学校には通えなかった人などが、学費の安い通信制高校に入学し、アルバイト等で働きながら学費を払って勉強しています。

なのでアルバイトで得たお給料の全てを自分のお小遣いにすることはできません。公立に通えば月々に支払う学費は微々たるものですが、通信制高校の私立に通うとすると、月々2万円ほどは学費にあてなければなりません。

経済状態が厳しい家庭なら、お家にバイト代を少しでも収める人もいますが、残りの分が自分のお小遣いとなります。

昼間にみっちり働くなら学費を払っても10万円ほど残る人もいます。しかしそれほど働くと、学業に支障が出てしまうので、実質はその半分の5万円ほどがお小遣いになればよいほうではないでしょうか。

自分で学費を払っても、月5万円が自分のお小遣いとして残るわけですから、全日制高校に通う生徒に比べて、通信制高校の生徒は裕福と言えます。

リッチな人が多いので、わたしの母校には、全日制高校にはまず無い旅行サークルがありました。

⇒通信制高校にサークルってあるの？活動はどんな様子？

友達や彼氏・彼女と旅行を定期的に楽しむなんて、通信制高校ならではの特徴かもしれません。

不登校気味でアルバイトをしていない場合は？

中学校で不登校などを経験して通信制高校に通っている人の場合、なかなかアルバイトなどができない人もいます。

なので必然的にお小遣いは少なくなり、不登校気味だった生徒は、一般的な高校生のお小遣いと同程度な人が多いです。

一般的な高校生が、親に貰うお小遣いの額は月平均5000円ほどだそうで、あまり派手に遊ぶようなことはできませんね。

通信制高校は遠方から通う場合も多いので、その時は交通費などはお小遣いと別に出してもらうようです。

不登校だった人は、通信制高校に通っていることをきっかけに、短期のアルバイトなどを始めてみるといいかもしれません。

年末の年賀はがきの仕分けのアルバイトなどおすすめですよ。会話することはほとんどありませんし、淡々と住所に沿って年賀はがきをわけるだけの作業でお小遣いが稼げます。

その他にも、人との会話が少ないアルバイトは沢山あるので、自分に合ったアルバイトをどうやって見つけるかで、不登校気味の人のお小遣い事情は変わります。

わたしも10日間だけバイトしましたが、僅かな時間で4万円を稼げて豪華なお正月を超すことができました。

お小遣いを貯金できた！わたしの場合

わたしの場合は昼間にバイトをしていたので、月に10万円ほどの収入がありました。

そこに学費の2万円を引き、月々のお小遣いは8万円ほどありました。高校生にとってはかなり大きな額でしたね。

しかし、全日制の高校と違って、毎日友達と遊ぶわけではないので、必然的に貯金がたまっていきました。

2週間に1回の登校日では、放課後カラオケに行ったとしても数千円しか使わないので、もしかするとあの頃が一番リッチだったかもしれません。

しかしわたしの場合、バイトをしていない子としている子との間で差ができてしまうので、お金を使わない遊びのほうが多かったです。

学校のサークルの卓球で遊ぶなど、スーパーの飲食スペースで菓子パンとジュースを頬張りながらお喋りするなどです。

おわりに

いかがでしたか？今回は、通信制高校に通う学生のお小遣い事情について解説してみました。

通信制高校はそもそも社会人の人がいたり、不登校だった人がいたりと、お小遣い事情は、人によってかなりばらつきがあります。

それでも一般の全日制高校の生徒に比べて、アルバイトする時間に余裕がありますので、平均的にリッチな人が多いと言えます。

そのお金でカップルで旅行に行く人もいれば、大学進学のための学費として貯金する人、役者やパイロットなど自分の夢のための資金にする人など、本当に自由です。

普通に在学するする限り、通信制高校の生徒のお小遣いは、あまり心配する必要はありません。むしろ、アルバイトのし過ぎで、勉強が疎かになる人もいますので、キチンと勉強をして3年間で卒業をする事が大切と言えます。