通信制高校って修学旅行あるの？私の体験談

こんにちは、通信制高校卒業生のはるかです。

前々回の記事で私の友人のマキちゃんが、不登校気味だったのに正月の餅つき大会を楽しんだ事を紹介しましたが、私もイベントや合宿ってすごく楽しかったので今でも良い思いです。

今回はその中の1つ、修学旅行について書いて書いてみようと思います。

通信制高校での思い出

通信制高校は3年間で、合計60回ほどのスクーリング日しかなかったので、全日制の高校より思い出は少ないかもしれません。

通信制高校に通っていると、学校以外での時間がどうしても多くなるためバイトや、自宅でせっせとレポートを書いていた思い出が蘇ります。

しかしそんな通う日数が少ない通信制高校で、わたしが最も楽しかった思い出はやはり修学旅行です。

修学旅行は単位には影響せず、強制でもないので自由に参加することができます。わたしが通っていた通信制高校は私立でしたが、1年に1回修学旅行が行われていました。

ユニークな修学旅行先の決め方

その修学旅行先の決め方もユニークで、先生が生徒に行きたいところをアンケートで聞いて、希望が多かったところを優先的にピックアップします。

もちろんそこで予算との兼ね合いで、希望が多くても外される旅行先もありますが、生徒の意見を尊重してくれていました。そうして、3つくらいに絞られた旅行先から最終的には投票で修学旅行先が決定します。

わたしが修学旅行に参加した年は、沖縄、大阪、京都の3つから選ぶようになっていて、わたしは行きたかった大阪に投票しました。

しかし落選してしまい、行先は沖縄になりました。はっきり言って3つの選択肢の中で1番興味がなかったので、行くのをどうしようか迷いました。

わたしは九州に住んでいるので、海を挟むといえど同じ九州にわざわざ行くより、もっと遠くの大阪のユニバーサルスタジオジャパンなどに行きたかったんですよね。

しかし友達と今年はみんなで行こうと決めていたので、これも思い出の一つになるかな、と沖縄に行くことに決めました。

楽しかった修学旅行は今ではいい思い出に

2泊3日の旅でしたが行ってみると・・・楽しかったです。海なんて子供の頃以来行っていませんでしたが、あんなに楽しい場所だったんですね。

わたしは海というとクラゲに刺された思い出が、なぜか鮮明に記憶していたのであまり海にはいい思い出がなかったんです。

しかし、沖縄の海はクラゲが少ないのか、ほとんど刺されることがなく楽しく泳ぐことができました。人数も多いので、今でいうリア充風に男女でビーチボールなどして汗を流しました。

食事も、豆腐ゴーヤチャンプルーなど初めて食べるご飯が多く、しかもおいしくてびっくりしました。でもルートビアという沖縄の有名な飲み物は非常にまずかったです。薬品の臭いがして味もツンとするもので、沖縄の人はこれが大好きだそうですね。

他にも地元の漁師さん指導の元網漁を体験させてもらい、1時間くらいずっと浜で網を引っ張っていました。まさか網をあげるのがあんなに大変だとは知りませんでした。きっと今は機械化して、自動で巻き上げるんでしょうね。

普通に沖縄旅行に行っても、網漁を体験することはできないので、修学旅行ならではの醍醐味だなと、今ではいい思い出です。引っ張ってるときはきつかったですけどね。

他にも友達とショッピングや、水牛が引っ張る馬車ならぬ牛車に乗ったり、たったの2泊3日ですがとても楽しかったです。

沖縄は自然と触れ合うことができるので、結果的に大阪という大都会に行くよりいい思い出になったんではないかと思います。

おわりに

今回はわたしの通信制高校に残る思い出の１つである、修学旅行について私の体験談を書いてみました。

修学旅行先を、投票で決めるなんて、とても通信制高校らしい選び方だと思います。全日制高校出身の友達にこの事を話すと結構驚かれるんですよね。

修学旅行・文化祭などのイベントや、サークル活動って、一番記憶に残りやすい楽しい事だと思います。

⇒通信制高校にサークルってあるの？活動はどんな様子？

通信制高校によっては、修学旅行は無いけど合宿タイプのスクリーニングがあったり、参加任意のイベントが月1であったりと各校の違いが出るところですので、しっかり確認してみることをお勧めします。

きっといい思い出になりますよ。