通信制高校生ってアルバイトできる?詳しく解説!

通信制高校のアルバイト事情は?

はるか先生はるか先生

こんにちは、通信高校卒業生のはるかです。
今回は、通信制高校生のアルバイト事情について解説します。

通信制高校の最大のメリットはやはり、アルバイトしながらでも勉強でき高校の卒業資格までもが取得できることではないでしょうか。

通信制高校はスクーリング日と呼ばれる、実際に学校に通う日以外を除けば、あとは自由に時間を組み立てることができます。

もちろん日々の勉強とレポートはしっかり計画をたてて、行っていかなければなりませんが、普通の全日制の高校より、バイトできる時間はかなり多く割けることができます

私の当時の友人は、経済的な理由で100万円の扶養枠ギリギリまでバイトをしながら3年間で卒業しましたので、通信制高校は全日制高校と比べたらかなりバイトはしやすい環境と言えると思います。

そのため、意外とリッチ? 通信制高校生のお小遣い事情!で紹介したように、通信制高校に通う生徒のお財布は、普通の全日制高校の生徒に比べて平均的にリッチです。

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実際、何割くらいの人がアルバイトしている

はるか先生はるか先生

私が通っていた通信制高校では、半分以上の生徒がバイトや、仕事をしていました。通信制高校に通う最大のメリットなので、入学したらアルバイトをやらない手はないですね。

通信制高校は家庭の経済的な事情で入学した人も多いので、アルバイトをして自分で学費を払っている人も多くいます

それが可能なのも、私立の通信制高校!学費はいくらかかるの?で解説した様に、私立の通信制高校でも年間の学費が平均20~30万円と、全日制高校に比べて学費が割安ですし、公立通信制高校の学費年間2~3万円と破格の学費だからなんですね。

ただ、大学進学などの目的でサポート校にも通う場合は、通信制高校とサポート校の学費が合わせて70~80万円ほどかかりますので、勉強に専念する場合、自分のアルバイトのみで学費を賄うのは難しいかもしれません。

はるか先生はるか先生

私も通信制高校に入ってからは、すぐに喫茶店のバイトを始めました。

まだ16歳で、普通の同級生の子たちは今も高校で勉強しているんだな、とバイト中に思うと、なんだか楽しいな、と思った思い出があります。

同い年の人たちより、少しだけ早く大人になれたようで優越感にも浸っていた気がします。

それだけ、この歳で大人と変わらず長い時間アルバイトするというのは貴重な経験で、それからの人生のためにもなったと思います。

通信制高校に通っているとバイトに受かりやすい。履歴書を書くコツは?

このサイトを見ていただいた方から「通信制高校に通っていると、普通の高校生ではないから、バイトの面接は不利ですよね?」という質問を頂きました。

これにびっくりです。もう全くそんな心配はしなくて大丈夫ですよ!!

だって通信制高校の学生はかえって、アルバイトの面接には通りやすく有利なんです。学校に通うスクーリングの日は多くても2週間に1日程度なので、バイトを雇うお店側としては、時間がいっぱいあり融通が利く人を雇います。

履歴書の志望動機の欄に、「通信制高校の学費を稼ぐためにバイトがしたいです」
のように書くと、「ああ、この人は学費を稼ぎたいのだから、ちょっとやそっとのことでは辞めないだろうな」という風にも解釈してくれやすく、面接にはとても受かりやすいんです。

また、若すぎるのがデメリットになるということはほとんどありません。

はるか先生はるか先生

求人誌などを見ていると高校生歓迎!と書いてあるお店はいくらでもありますよね。せっかく通信制高校に通うのなら、楽しい自分のためになるようなバイト先を見つけるといいですよ。

私の具体的なアルバイトのスケジュール

通信制高校生時代のバイトがある1日
  • 8時  起床~朝ごはん・バイトの準備
  • 9時  バイト開始
  • 16時 バイト終了
  • 17時 帰宅・お風呂など
  • 18時 スクリーミング放送での勉強
  • 20時 夜ご飯・テレビを見てまったりタイム
  • 22時 レポートの仕上げ
  • 24時 就寝
はるか先生はるか先生

私はこのようにして通信制高校の学業とバイトを両立していました。

スクリーミング放送は日によって時間が違いますが、録画することもできるので、その場にいなくても後日授業は受けることができます。

22時にレポートの仕上げがありますが、授業を受けながらレポートが終わってしまうこともあるので、大体の日は20時からはほとんどゆっくりすることができていました。

アルバイトのやりすぎには注意しよう!

通信制高校生はアルバイトがしやすいこともあって、卒業後もフリーターとしてそのまま働きがちです。

平成24年度の文部科学省の資料によれば、通信制高校の卒業生の44.5%は、卒業後の進路が未定となっています

もともと通信制高校は不登校ぎみだった人が多く通っている事もあり、44.5%と高い率になっていますが、その内に卒業後もそのままフリーターとして働いている人も含まれています。

アルバイトをする事は自分の時間を売ることになります。通信制高校生は自由になる時間が豊富にあるとはいえ、アルバイトばかりをするのではなく、自分の将来に向けての準備をすることが大切です。

学費が高くなり、自由な時間も少なくなってしまいますが、サポート校や、専門学科のある通信制高校に通いながら勉強し、余った時間をアルバイトに充てる方が、進路のためには良いかもしれません。

はるか先生はるか先生

何事もバランスに注意ですね。

卒業生がおすすめする、失敗しない通信制高校の選び方

ここからは通信制高校の選び方について解説しますね。

通信制高校は、あなたの学歴やお住まいの地域により通える学校が異なってきます。せっかく志望校が見つかっても、自分の自宅から通学できない学校だったら、学校選びは1からやり直しです

そのため私はまず、通信制高校の一括資料請求サイトであなたが通える範囲の通信制高校の資料を請求をして、届いた各学校の資料を比較して自分の希望にあった学校を見つけることをおすすめします

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保護者の方ももちろん資料請求可能ですが、生徒さんご本人も資料請求可能です。自分が通う学校ですので、生徒さん本人が自分で自発的に資料請求を行う人も多くいます。

各学校の生徒受入数には上限がある場合もありますので、せっかく良い学校が見つかっても募集が終わっていることも。。。後悔しないように早めの行動が大切です。

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