通信制高校って制服や校則はあるの？気になる疑問を解説！

高校生といえば、やっぱり制服ですよね。また、校則について気になる人も多いと思います。

今回はそんな、通信制高校における制服・校則について触れてみたいと思います。

通信制高校の校則について

通信制高校は、高校という位置づけですので、基本的な校則はあります。しかしあまり細かくは設定されておらず、生徒の主体性を尊重することがほとんどです。

つまり、法律と最低限のマナーさえ守っていればＯＫっていうことですね。

例えば髪の毛の色は何色でもOK、ピアスOK、学生でも20歳を過ぎていればお酒タバコもＯＫです。 喫煙所のスペースもあり、休み時間にはタバコを吸っている人もいます。基本的に、法律を犯さなければほとんどの学校の校則は自由です。

全日制の高校は、アルバイト禁止のような学校もありますが、通信制高校はそもそも働くことを前提に考えているので、もちろんアルバイトもOKです。社会人の人も普通にいますしね。

働いていることでレポートが提出できなかったり、一定期間学校に通えない人もいますが、それでも叱られることはありません。

全てが一人一人の自由と責任によって決められるので、単位が取得できなかったとしても、卒業の時期が延びるだけで罰則などはありません。あくまで自己責任です。

ただ、学校の校則にわざわざ「いじめをしてはいけません」などとは書いてありませんが、いじめに該当するような行為があった場合は、見つけ次第先生が指導してくれます。

いじめなどの対人関係が原因で不登校になってしまった生徒も通信制高校には通っているので、対人関係のトラブルは、全日制高校よりもむしろしっかり対応してくれる通信制高校が、特に私立に多い様に思います。

学校の校則とはとても狭い範囲の中で通用するもので、一歩社会に出ればボタンをだらんと開けて着崩している人や、未成年でお酒を飲んでいる人もいます。

そんな校則には縛られずに、校則があまりない中でも、社会のマナーやルールを通信制高校で身につけたほうが、役に立つと思います。

通信制高校での制服について

基本的に、ほとんどの通信制高校は私服ＯＫとなっています。

流行のファッションや腰パン、ルーズソックス、ミニスカートなど個性を発揮してお洒落してOKです。もちろん、シンプルな服装で勉強に力をいれることもOKで、どんな服装でも構いません。

制服ONLYな通信制高校もあり、制服があるところはスクーリング日が多く、自宅学習よりも学校で勉強することが中心の学校が多いようです。通信制高校でも週に5日登校と、全日制とほぼ変わらない登校数がある学校もあります。

制服がある通信制高校は私立になるので、せっかくの高校生なんだから制服が着用したいという人は問い合わせてみるといいです。

中には、私服でＯＫだけど、制服も着たいという声があるから、学校指定の制服を在校生みんなの投票で決めたという学校もあります。自分達の着る制服を、自分たちで決められるなんて楽しいですよね。

もちろんその高校では、私服・みんなで決めた制服・その他の制服どれを着てもＯＫとのことです。

入学式はスーツが良い！

ちょっと余談ですが、入学式の服装は基本的にスーツをおすすめします。私服でもいいのですが、ほとんどの人がスーツを着用しています。

スーツがない場合は、私服よりも中学校の頃の制服を着用したほうが無難です。中学校の制服はあまり目立つものはありませんし、紺や黒色なので入学式では目立ちません。

私の母校の入学式の場合も、ほんの一部の人は私服で参加しますが、毎年ほとんどの新入生がスーツか制服で参加しています。

後で友達になった子は、入学式私服で参加したみたいですが、周りのほとんどがスーツだったので恥ずかしい思いをしたようです。

校則なし・私服ＯＫって自由ですが、逆に拠り所となる基準が無いので、周りの空気を読む必要がある時もあります。入学式など典型的な例と言えるかもしれませんね。

ファッションを楽しもう！

そうは言っても、制服が無く校則も無い通信制高校は、どうせなら思い切りファッションを楽しみましょう！

社会人になると髪を染めることもできない場合も多いので、校則で髪の色が決められていないので、何色にだって染められます。

わたしもここぞとばかりに高校の3年間は明るい茶髪にしていました。制服も着たい時に、気に入った制服を着て、気が乗らなくなったら私服を着ていました。

制服も無く校則も無い、通信制高校生時代は本当に自由でした。あの頃しかできなかったことなので、今ではいい思い出です。