高卒認定予備校は通った方が良いの?学費や選び方のポイント!

前回は、高卒認定試験(高認)の概要や趣旨について解説しました。

⇒高卒認定試験(高認)とは?その趣旨や目的を詳しく解説!

そこで今回は、高卒認定試験(高認)を合格するための学校、高卒認定予備校について取り上げてみたいと思います。

高卒認定予備校とは?

高卒認定予備校とは高卒認定を合格を目指す人に、勉強を教える専門の塾のことです。

高卒認定予備校は主に中卒や、高校を中退して高校卒業資格を取得していない人が多く通う予備校なので、中学校の基礎から勉強し、高卒認定への合格率を高めることを目標にしています。

高卒認定試験に向けた対策を専門に勉強するので、効率的に高卒認定に合格することができるんですね。

高卒認定予備校での授業の受講方法については、2つのパターンがあります。

通学コース

高卒認定予備校の通学タイプは、予備校のキャンパスに通学して高卒認定合格へ向けて勉強するコースです。

昼間に開校している予備校もありますが、夕方から開校している予備校が多いようです。昼間、アルバイトをしていたり、働いている社会人などにも勉強しやすいシステムになっています。

実際に予備校に通うと同じ目標を持った仲間ができるので、楽しく意欲的に勉強できることがメリットです。

仕事がしっかり定時で終わり、夜からは時間が取れるという人は通学タイプをおすすめします。

通信科コース

時間が取れない、不定期な時間の仕事なので塾に通えない人などにおすすめなのが通信科コースです。

高卒認定を取得したいけれど独学で受験するには自信がないという人も、通信科コースの力を借りるとスムーズに勉強を進めることができます。

通信科コースは自宅で教科書を見ながら、インターネット配信の映像で授業を受ける形になります。

メールや電話サポートも充実していて、いつでも講師と連絡を取ることができ、わからない部分をピンポイントで教えてもらうことができます。

同じ目標を持つ友達が欲しい人は、通信ホームルームのある高卒認定予備校がおすすめです。

スカイプなどを通して生徒と講師が集まり、悩みや勉強の進み方などを語り合う場を設けているところに参加すると、自宅に居ながらやる気を出すことができます

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高卒認定試験(高認)合格のためには、高卒認定予備校に通った方がいいの?

正直、高卒認定試験(高認)を最短で確実に合格するには、高卒認定予備校に通った方が良いです。

理由は2点あります

  1. 高卒認定試験合格に特化した勉強を教えてくれる
  2. 独学での学習は、強い意志がないと続けることが難しい

1.の高卒認定試験合格に特化した勉強を教えてくれる点については、勉強の効率性という点で、もちろん独学することに比べて大きなメリットになります。

ただそれ以上に、2.の「強い意志が無いと勉強を続けることが難しい」という独学の問題点が、高卒認定予備校に通う事で解消されるメリットが大きいと思います。

⇒高卒認定試験!難易度や合格点はどのくらい?過去問から解説!

上記記事の最後でも少し触れましたが、高卒認定試験(高認)合格のための、最大の敵は自分自身です。

誰でもそうですが、1人で勉強するより友達と励ましあったり、先生に相談したりした方のが勉強がはかどりますからね。

通学が難しいという人も、高卒認定予備校の通信科コースで学習のペース配分をつかむことにより、独学より高い合格率を得ることができます。

高卒認定予備校の気になる授業料は?

通学コースの場合は入学金が3~5万円ほどで、1単位当たりいくらという計算になります。

相場は1単位1万円~ほどで、例えば数学Iを選択する場合3単位必要になるので、授業料は3万円です。

他にも指導費、施設費、映像授業料、教材、ライブキット代などがかかるので最低でも10万円以上かかる場合が多いようです。

概ね通学コースでかかる合計金額は、50万円程度が平均的です。

次に通信科コースですが、通信科コースは単位ではなく、科目ごとに授業料として必要になります。

だいたい1科目が5万円~ほどで、2科目だと10万円という具合になります。

概ね通信科コースでかかる学費は20万円程度が平均的です。

予備校選びのポイントは、通学圏内で通学延長制度があること!

高卒認定予備校の選び方のポイントは、出来れば通学できる範囲の学校が望ましいです。Webでの受講は自宅で受けられるので便利ですが、通学での受講に比べてどうしても怠けてしまう事もあります

もちろん、高卒認定予備校は高卒認定に必要な勉強を専門的に教えてくれる塾ですが、確実に合格するかは自分の努力次第になります。

例えば時間がなくあまり高卒認定予備校に通えなかったり、分からない部分を放置して試験に挑んでしまうと不合格になってしまいます。

そんなとき、無料延長制度を設けている高卒認定予備校は、例え1度不合格になったとしても無料で延長してくれます。

3回くらいまでは保障してくれる予備校が多いので、できれば無料延長制度のある予備校を選ぶと安心です。

もちろん所定の授業を一定回数こなすなど、条件はありますので、しっりと勉強することは必要ですよ。

卒業生がおすすめする、失敗しない通信制高校の選び方

ここからは通信制高校の選び方について解説しますね。

通信制高校は、あなたの学歴やお住まいの地域により通える学校が異なってきます。せっかく志望校が見つかっても、自分の自宅から通学できない学校だったら、学校選びは1からやり直しです

そのため私はまず、通信制高校の一括資料請求サイトであなたが通える範囲の通信制高校の資料を請求をして、届いた各学校の資料を比較して自分の希望にあった学校を見つけることをおすすめします

複数校の資料を比較すると、通信制高校の特徴や学費、各学校のユニークさが分かりますので、学校選びを簡単に行うことができます。

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保護者の方ももちろん資料請求可能ですが、生徒さんご本人も資料請求可能です。自分が通う学校ですので、生徒さん本人が自分で自発的に資料請求を行う人も多くいます。

各学校の生徒受入数には上限がある場合もありますので、せっかく良い学校が見つかっても募集が終わっていることも。。。後悔しないように早めの行動が大切です。

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