通信制高校で先生の優しさに触れて、自分も教師になりたいと思う人もいます。
そんなとき、通信せ高校から教師を目指すにはどうすればいいのでしょうか?
まず、大事なことは自分が何の教師になりたいかを具体的に決めることです。幼稚園、小学校、中学校、高校、通信制高校など、どの教師になりたいかによって進路や取得する資格は変わってきます。
教師になるのに必要な資格は?
小学校の教師になるためには、小学校教諭免許状が必要です。
中学校の教師になるためには科目ごとの教員免許が必要です。国語、社会、地理歴史、公民、数学、理科、英語など、教えたい科目の資格を取得しなければなりません。
特別支援学校の教師になるためには、教員免許のほかに、別途特別支援学校教諭免許状が必要になります。
保健室の先生になるためには、養護教諭免許状。栄養教諭になるには栄養教諭免許状の資格を取得します。
小学校の教師になる場合
小学生の教師になるためには、一般的には小学校教諭免許状が取得できる大学へ入学することが最短の道です。
大学へ入学するためには、通信制高校でしっかりと勉強していなくてはいけません。
通信制高校の多くは、高校の基礎的な勉強を教えることがほとんどなので、サポート校や塾などを活用して大学入試に備えます。
小学校教諭免許状が取得できる大学は、中学校、高校の教員免許が取得できる数より少ないです。
小学校教諭になるには、国立大学の教員養成系学部に進学するのが最も理想的です。国立大学の教員養成系学部は他の大学と比べ、教員採用試験に 有利と言う結果が出ています。
中学校、高校の教師になる場合
中学校、高校の教師は小学校の教師になる場合より、幅広い大学で教員免許を取得することができます。文学部や経済学部、薬学部、理学部に至るまで、他にも多くの学部で取得することが可能です。
もちろん中学校、高校の教師になる場合も国立大学の教員養成系学部に進学することが教育採用試験においては有利と言えます。
大学を選ぶときに、教育学部か一般の学部どちらに進学するか迷いますが、教師になるために有利なのは教育学部です。教育採用試験においては、一般の学部より教育学部の採用率が高くなっています。
しかし、教育学部には一つデメリットもあります。それはもし教師にならないという選択を途中で変えた場合、一般の就職では一般の学部出身者より不利になるという点です。
教師になるための学部なので、専門的な内容はあまり習わないため一般職では採用されにくい背景があります。
大学で学ぶ内容
教員免許を取得するために、大学で学ぶ内容ですが、日本国憲法や体育、教職入門、教科に関する科目など多岐に渡ります。
教育実習などもあり、2週間〜1か月ほど学校での体験的な実習を行います。
一般的に教育学部のほうが資格は取得できやすいそうです。一般の学部より専門的な内容を勉強する必要はなく、教師になるためのカリキュラムが組まれるので、比較的取得しやすくなります。
卒業生がおすすめする、失敗しない通信制高校の選び方
ここからは通信制高校の選び方について解説しますね。
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