通信制高校の教師について!先生はどんな人?その理由は?

こんにちは!今回は通信制高校の先生について解説してみたいと思います。

通信制高校の教師はどんな先生達なんでしょうか?

通信制高校の教師はとっても優しい先生が多い

通信制高校の先生は、びっくりするくらい優しいです。私は最初、なぜこんなに丁寧に扱われるのだろうと驚きました。

例えば私の中学は、職員室に入るときは失礼します!と大声で言って、声が小さいと職員室へ入る許可が下りませんでした。

こちらも日直などの仕事でわざわざ来ているのに、先生がそんな陰湿な、私から言わせてもらうといじめに近い行為をすることがとても嫌でした。

私は体育会系ではないので、普段そんなに大きな声を出すこともなく、それがいつも苦痛でした。声が小さいと「もう1回」と言われてやり直しさせられます。

聞こえているのにそれって、ほんと私の中学の先生はどうかしてたんじゃないかと今では思います。

そのことがあったので、私は通信制高校の職員室に入室するとき「失礼します!」と言って入りました。すると先生は特になにも言うことはありませんでしたが、ただニコニコとして迎えてくれました。

びっくりしたことに、その後入ってきた生徒は無言ですたすたと入ってきて、先生に、「先生~聞いてよ!レポート超難しかったんだけど!」とまるで友達のように話しかけていました。

通信制高校では先生と友達感覚で話すことも多いようですが、私の出身中学では考えられない風潮だったので驚きました。

先生は「何がわからなかったの?」と優しく微笑んで、彼女を椅子に座らせて丁寧に時間をかけて分からない部分を教えていました。

その様子を見たとき、通信制高校の先生はとても優しく接してくれるんだと、安心しました。

\ 損をしないで通信制高校を探すならこちら/

通信制高校の先生が優しい理由

もちろん全ての先生が優しいという訳ではありませんが、多くの通信制高校は、偉ぶらず優しく丁寧に生徒に接してくれると言われています。

なぜでしょうか?

通信制高校が先生を募集するときに出す求人サイトがあるんですが、教師の募集要項を見ると、通信制高校がどのような先生を欲しがっているか分かります。

  • 生徒一人一人と向き合えるカウンセリング能力があること
  • 生徒が友達を作ったり、積極的に学習・登校したくなる様に生徒サポートする能力
  • 不登校や社会人など、様々な背景を持つ生徒と信頼関係が築ける人間力のある方

あくまで一例ですが、普通の全日制高校の教師募集要項に比べて、上記の様な能力を通信制高校は特に先生に求めているんですね。

通信制高校は、社会人の方や、経済的な事情がある人など様々な背景のある人が在籍しています。

もちろん、学力に不安がある不登校の人もいたりして、私立の通信制高校などは一人一人にオーダーメイドのケアをするサポート能力が求められてきます。

そのため頭ごなしに怒る私の中学時代の先生達とは違って、通信制高校やサポート校の先生方は優しくサポート能力がある先生が多いんだと思います。

唯一先生が生徒を叱る場合

叱ると言っても当たり前のことなんですが、通信制高校ではほとんど叱る先生がいません。

登校拒否になっても、レポートの提出が遅れても、通信制高校では自己責任の扱いになるので、生徒の意志、行動を尊重します。

大学受験などに専念した通学メインの通信制高校やサポート校など例外はありますが、通信制高校では、基本的にお尻を叩かれることはあまりないので、自分でしっかり卒業するんだという意識を持つことは大事です。

もちろん、分からない勉強は優しく教えてくれます。そのように、生徒が頼ってきたら全力で応え、学校に行きたくない生徒などに無理強いはしません。

強制された勉強は一時的には効果がありますが、自主的に始めた勉強に比べて、いずれ不登校になってしまう事が良く先生方は分かっているからなんですね。

その中で唯一、先生が生徒を叱る場合がありました。授業中ガムを噛んでいたんですね。

さすがに授業中の飲食はマナーとしてなっていないので、今ガムを噛んでいる人は出しなさい。と先生は言いました。

普段怒らない先生なので、ガムを噛んでいた生徒もびっくりしたでしょうね。しかし素直に捨てていました。

通信制高校には叱ってくれる先生は少ないので、怒られないからいいか、とマナーを守らない行動はいけません。

特に生徒間にいじめなどが発生した場合は、通信制高校っていじめはあるの?で取り上げましたが、むしろ普通の全日制高校より厳しく怒られます

社会に出るときに困らないように、しっかり自己管理しましょう。

テストの答えを教えちゃう先生

ちょっと余談ですが、通信制高校で過ごし1年過ぎる頃、2年生に上がる前にテストがありました。私は数学と英語が苦手で、レポートにもいつも四苦八苦していました。

そうしてテストの時も鉛筆が進まずに、きっと難しい顔をしていたんだと思います。

ふとテスト監視のために横を通った先生が、「そこはBだね」とボソッ言ったんです。

えっと思いました。先生は何食わぬ顔で通り過ぎましたが、私はぽかんとしていました。

先生がテストの答えを、テスト中に教えるなんて有り得ない事ですが、その位ほんわかした先生でしたね。

当時の私なりに、その教科は一生懸命勉強していることを先生は理解してくれているので、ちょっとしたご褒美をくれたんだと思います。

普通の全日制高校ではなかなか無いことだと思いますが、この事で先生に親しみを持ちましたし、勉強もそれ以上に頑張るようになりました

今思うと、あえてテストで問題を教えることで、生徒のやる気を引き出す、先生の作戦だったと思います。

卒業生がおすすめする、失敗しない通信制高校の選び方

ここからは通信制高校の選び方について解説しますね。

通信制高校は、あなたの学歴やお住まいの地域により通える学校が異なってきます。せっかく志望校が見つかっても、自分の自宅から通学できない学校だったら、学校選びは1からやり直しです

そのため私はまず、通信制高校の一括資料請求サイトであなたが通える範囲の通信制高校の資料を請求をして、届いた各学校の資料を比較して自分の希望にあった学校を見つけることをおすすめします

複数校の資料を比較すると、通信制高校の特徴や学費、各学校のユニークさが分かりますので、学校選びを簡単に行うことができます。

ズバット通信制高校比較』なら、あなたがお住まいの地域や学歴にあった複数校の資料を一括無料で取り寄せる事ができます。

保護者の方ももちろん資料請求可能ですが、生徒さんご本人も資料請求可能です。自分が通う学校ですので、生徒さん本人が自分で自発的に資料請求を行う人も多くいます。

各学校の生徒受入数には上限がある場合もありますので、せっかく良い学校が見つかっても募集が終わっていることも。。。後悔しないように早めの行動が大切です。

ズバット通信制高校比較